扁桃炎
扁桃炎の原因
扁桃(腺)に溶連菌(ようれんきん)、黄色ブドウ球菌、肺炎球菌などの細菌が感染し、炎症が起こるものです。健康な時は菌があっても抵抗力があるので感染しませんが、風邪や過労などで抵抗力が落ちると免疫力が低下し炎症を起こします。
扁桃炎の症状
39~40℃の高熱、悪寒、食べ物を飲み込むと痛い、などの症状があります。また、炎症が広がって扁桃周囲炎や扁桃周囲膿瘍を起こしたり、炎症を繰り返す慢性扁桃炎となったりする場合もあります。
当院の治療内容
①扁桃の炎症を抑える処置
②ネブライザー治療
③内服薬の処方(抗生剤や炎症を抑える薬)
※新型コロナウイルス流行中の為、現在、点滴は中止しております。
のどの痛みが強いので、食事がつらかったり、水分を摂りにくくなったりますが、脱水症状を起こさないように水分は必ず摂取しなければいけません。抵抗力を落とさない為に、過労やストレスには気をつけ、十分な睡眠、栄養のある食事をしっかりとりましょう。また、飲酒、喫煙は控え、喉を乾燥させないようにうがいを行いましょう。
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