めまいの検査
検査の流れ
めまいには様々な症状、原因があるため、まずはしっかりと検査を行うことが重要です。
こちらのページでは、京橋駅前クリニックでの検査の流れをお伝えいたします。
検査の前に、可能であれば、めまいが起こったときの状況や症状を
詳しくクリニックへお伝えいただけると原因究明に役立つことが多くあります。
めまいが起こったのがどの様なタイミングだったのか?どんな症状だったのか?めまいが起こった際どれくらい症状が続いたか?
など詳細に伺いますので、つらい症状があるかとは思いますが、来院前に一度振返っていただくとよりスムーズに診察ができます。
問 診
めまいの治療を進める中で、最も重要なのが問診です。
めまいが起こったのがいつか?どのような症状か?どのくらい続いているか?
など、詳しい症状や起こった際の環境についてお尋ねします。
めまいが起こっている際は詳しく記憶できない位つらいこともあるかとは思いますが、
なるべく詳細に聞かせていただくことで、検査の方法などを選択し、原因を探る 手助けとなります。
全ての患者さんにまずは問診を行ったあとに、下記の検査をして行きます。
検査内容は問診を行い、内容によって個別で判断して行きます。
検査内容
眼振検査
この検査でめまいの程度を調べることができます。
めまい発作の際眼球は激しく揺れ動きます。そして、その動きを眼振(がんしん)と呼びます。ゴーグルの様な機械を装着していただき、眼振の有無を確認し、また、頭の位置を動かした場合はどうなるかなどを観察します。
聴力検査
ヘッドホンから聞こえてくる音を測定する「気導検査」と、骨から直接振動を伝えて聴こえを測る「骨導検査」を行います。この2つの検査で鼓膜に異常があり音の伝達に障害がありめまいが起こっているのか、神経に異常がありめまいが起こっているのかを調べ ます。
めまいに関わる神経と聴力の神経は非常に近い位置にあり、お互いに影響を受けています。そのためめまい検査の中に聴力検査が含まれます。
また、本人が気づかない内に難聴が併発して起こっていることがあります。それを調べるためにも聴力検査は必要となります。
重心動揺
目を開いている時と、閉じている時と2回コンピューターを内蔵した小さな板に数分乗って重心の動きや揺れを測定します。この検査で平衡障害がどれくらいあるのかを観察します。
次ページ : 日常生活での注意点