日常生活での注意点
めまいが起きたとき
めまいはいつどんな時におこるか分からず、不安ですよね。
めまいが起こったときの心得を自分の中で持っておくと、
めまいがおこった際も比較的あわてずに対応できるかもしれません。
一度トライしてみてください。
安静にする
なるべく暗めの静かな場所で横になりましょう。自分自身が一番楽だと思える姿勢をとってください。
ただし、激しい頭痛・手足に力が入らない・舌がもつれて話せないなどの症状がある場合は
救急病院を受診することがおすすめです。
気持ちを落ち着かせる
不安な気持ちがなくなることはないと思いますが、不安でい続けるとめまいが悪化することがあります。あわてず落ち着いて楽な姿勢をとりましょう。
頓服薬を飲む
めまいがおこった際に飲む抗めまい薬や吐き気止め、不安を和らげる薬をクリニックで処方されていれば内服しましょう。我慢せずに飲むことが重要です。
日常生活での注意点
めまいで通院している場合は、お薬が出されると思います。
ただ、めまいはストレスなども原因として組み合わさっておこっている場合が多々あるので、
日常生活も改善して行くことで快方に向かうこともあります。
無理のない範疇で実践してみてください。
規則正しい食事
栄養が不足すると血行が悪くなり、めまいが起こりやすくなってしまいます。
過度なダイエットによる食事制限は禁物です。
仕事上食事時間が不規則になりやすい方も可能な限り
1日3食決まった時間に食事をするよう心掛けてみてください。
カフェイン・飲酒・タバコを控える
まずカフェインは1日1杯など摂取量を決めることがおすすめです。
リラックスする効果もあるので、止める必要はありませんが、
カフェインによって脳や内耳が興奮状態になることはめまいを誘発しやすくします。
また飲酒は脳の働きを低下させ、めまいによくないので、可能な限り控えて下さい。タバコはニコチンが血管を収縮させ、めまいがおこりやすくなります。禁煙することを強くおすすめします。
十分な睡眠をとる
睡眠不足はストレスを増幅させます。
十分な睡眠をとり、可能な限り同じ時間に就寝、起床しましょう。
ヘッドホン・イヤホンを避ける
めまいは耳に関わることが多いので、
ヘッドホン、イヤホンを長時間使用することは避けましょう。
気分転換や適度な運動
めまいにストレスは大敵です。ストレスの原因となることを減らすよう努力しましょう。
趣味や気分転換する方法をみつけ、適度な運動を行うことも効果的です。
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